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「選挙に行く意味って?」の必要十分な答えがここに。

今朝、NHK「あさイチ」では、18歳選挙権について、10代の若者10人を招いて座談会。出演していたティーンエイジャーは「起業家」「ツイッターフォロワー3万人」「芸能人」など、フツーの若者じゃないひとかどの人たち。なのでそれぞれ言いたいことをはっきり述べることができる人たちでした。

「安保法制のときの若者のデモ、意義あったと思うか」の問いには、
Yesが6名、Noが4名。安保法案に対する立場も五分五分といったところでしょうか。

「自分の1票で変わると思えない」
「1票のうしろには友達もいるから一票ではない」
「デモはばかばかしい(選挙にはいくべき)」
「デモはカッコ悪いからむしろ引く」

201604044.jpg
次に、海外で投票率70%以上の国の例を紹介ということで登場したのがドイツ人のタベアさん。ドイツの学校で学ぶのはコレ!というのをパネルに書いて登場。
それがこのひとこと。

20160404

ヒトラーは合法的に独裁者になったのであり、選挙で投票したのはドイツ国民であるということを、ドイツでは小学生から学校で教えられるそうです。

「日本を代表する優秀なティーンエイジャー達がスマートにコメントをする」という風だった番組の雰囲気が、タベアさんがパネルを提示したあと、がらりと変わったように感じました。そのあとの全員が発言する「選挙の意味」や「投票がなぜ大事か」や、「若者が政治を語ることって必要?」などなどは、ぐっと重みを増したようでした。

(ただ、上記のパネルをもう一度見たかったのに二度と映してくれませんでした。そのことにはちょっとだけ意図的なものを感じました。)

「一票では何も変わらない」というのもある程度真実。投票に行ったって、自分がこうなって欲しいと思う社会に簡単に変わりません。特に若い世代は人数が少ないから、「保育所をもっと」「大学の学費をなんとかして」といくら要望しても、難しい。

でも、投票に行かないと、いつの間にか「こうなって欲しくはない」社会、今よりさらに悪い社会に変わる可能性がある。

現状は残念ながら、「投票に行ったらいいことがある」ことは少ない。一方、「投票に行かない」「政治に無関心」であることの代償はおそらく、とても大きいです。

(ドイツの場合は積極的にヒトラーを選んだ人がかなりいたけれど、見ないふりをしていた人も相当数いたはずです。)

ドイツが独裁国家になっていったときには、「ドイツ国民の選択」ともうひとつ、ワイマール憲法の48条「国家緊急権」も決め手になりました。これは今、安倍さんが憲法に追加したい「緊急事態条項」とほぼ同じです。

ヒトラーが「国家緊急権」をどう使っていったかについては、終わってしまった古館伊知郎氏の報道ステーションで特集が組まれていました。これもブログに書こうと思っていましたが、すばらしいまとめを作ってくれている方がいたのでそちらをご紹介。以下の特集は他でも話題になっているのでご存じの方も多いと思います。

3/18報道ステーション『緊急事態条項って何?憲法改正の焦点はここ~ワイマール憲法でなぜ独裁が生まれたか』
http://togetter.com/li/951466

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(※)
タベアさんはすごく頭がいいのに威張ってなくて素敵な女性です。

2014年、道州制.comのイベントのゲストとして講演してくださったので、お話を伺う機会がありました。「『争わない議論のしかた』ドイツの授業を受けてみよう!」と題した勉強会は超満員となり、ドイツが二度と戦争を起こさないためにやっている教育の一端を教わりました。

こちらにイベントの動画もあり。かなり面白いです。

講師プレゼン 前半
https://www.youtube.com/watch?v=4N3LF7DpVsE

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